09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

ubujun

Author:ubujun
2匹のラブラドール(うぶ・♀、純・♂)とまったり生活しています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

いらっしゃいませ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

ペット人間化メーカー
ペット人間化メーカー
人間ペット化メーカー

スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「星守る犬」。

2011.02.02 21:41|いろいろ
こんばんわ



突然ですが、この本、読んだことありますか?


blog_110202hon.jpg


「星守る犬」。

もう、1年半くらい前に、ちょっと話題になったマンガ。


ざっくりと内容をお話しすると、

昔、娘が犬を拾ってきた。
で、その犬が主人公(になるのかな?)のハッピー。

で、その家の「おとうさん」が、この子の散歩なんかをして、
犬はおとうさんをとっても慕っている。


月日が流れ、
おとうさんには持病があり、娘は非行に走り、
家族の問題に対して、無関心ではないけど積極的でもなかったおとうさんは、
会社をリストラされ、奥さんに離婚される。

そうして、家も、財産もなくなり、
わずかな持ち金と車とハッピーを連れて、旅に出る。


最後、おとうさんは何が死因か、そんなことは書いていないけど、
ハッピーに「ありがとう」と言って、
先に死んでしまう。

おとうさんが死んだことを理解できず、
ハッピーはそのままおとうさんの近くで、生活。
1年後、おとうさんのもとに行く…。
(かなりざっくりで、ゴメンナサイ)

というようなお話。


このマンガは、いわゆる登場人物に関しての
心理描写なんかはなく、
できごとや、そのときのおとうさんのリアクションのみで、
淡々と進んでいくのだけれど、
それだけに、読み終わった後、かなりのダメージだった。


いわゆる、飼い主と犬の絆を熱く語って泣かせましょう、とか、
おとうさんの「死にゆく男の決意」みたいな、
直接訴えかけてくる言葉や、表現は何もない。


読み手が、どう受け取るか、といった感じのように思う。



というのも、

この「おとうさん」は、死のうと言ったことも、
がんばって生きてゆこうと言ったこともない。


私が感じたのは、
「死のうとしている」というより、
「生きようとしていない」ということだけだった。


読んだことがない方や、
前評判や何かを見ただけの方は、
さわりだけ聞くと、何だか泣ける悲しいお話かと思うのではないだろうか。


実際、レビューなんかを見ても、
「泣けた」というものが、かなり多い。


で、私はどうだったか。


切なかった。


涙は出なかったのだけれど、あまりにも色々なことを考えさせられて、
頭がパンクしそうになった。


私の周りで読んだ人たちも、
「責任が持てないなら、里親を探すべき」
とか、

「娘はどうした?奥さんは、犬はどうでもいいのか?」
というかなり現実的な疑問を投げかける人も多く、
ま、これが現実の話なら、
この状況になったならば、ぜひ、里親を探してほしいとお勧めしたい。


しかし現実でも、
動物保護センター等の譲渡可能犬、いわゆる放棄犬の中には、
「飼い主死亡のため」と書かれた犬が、
実は結構いたりする。


これ、きっと普通に家族で飼われていて、
家族みんなに愛されていた犬ならば、
こうはならないだろう。


裏事情は分からないけど、
もしかして、この人には身寄りもなく、
犬だけが自分のそばにいたのかな、とか想像してしまう。


犬は自分を裏切らない。
どんな悲惨な状況になっても、そばにいてくれる。


本当に孤独な人にとって、
どれほどの心の拠り所になるだろうか、と。


だから最期まで、犬を手放せなかったのかなぁとか、
いろんなことを、考えてしまう。


単純に、何も考えていなかった人もいるだろうけど…。


最期まで面倒が見れないのに、犬を飼っては絶対にいけないと、私も思う。
でも、本当の「孤独」を知らない私は、
その寂しさなんかも、結局きれいごとでしか想像できない。


何というか、
人間の弱さとか、それに翻弄されるしかない犬の切なさとか…。


この本を読んだ後、たまたまテレビのドキュメント番組を見た。
「孤独死について」………。

この影響もあって、ややしばらくこの物語が頭から離れなかったのだ。



ちょっと角度は違うけど、
先日書いた記事「サマお別れ編」の中で、
ある獣医さんから聞いた、
「幸せな犬の飼い主の決断が、その犬にとって最良の選択だ」
という言葉をご紹介しました。


この記事を読んだ方からいただいた、コメントへの返信の中で、
もう一つ、この獣医さんから聞いた
「では、犬の幸せってなんだろう?」
という質問の、返答の言葉を書かせていただきました。


「犬の幸せとは、何かを与えられることでなく、
飼い主を心から信頼し、愛せることだと思う」


ようは、

心から信頼している飼い主の決断=その飼い主についていくこと
が、彼らの幸せなのだということ。


この「信頼され、愛される」というのは、
私たち飼い主にとっては、永遠のテーマのような気もする。


どんなにかわいがっても、
「これは、犬にとって嬉しいことなのかな?」
と考えてしまうことがよくある。

単に、人間の自己満足になっていないかな?とか、
とにかく、凄く難しいなーと。

常々悩んでいるわけではないけど(笑)、
だからきっと、犬と別れるときに、
いろんな後悔をしてしまうんだろうなー。


だって、自信ないもん。


例えば疲れて帰ってきて、
「わー、おかえりー」と大歓迎の犬たちを、
「あー、ただいまー」と片手間に撫でて終わってしまった日…。

あとで、
「いやいや、一日中待っていたのに、それはないだろう」
と、自己嫌悪に陥ったり、

そして眠っているのに、執拗に撫でまわしたり(笑)。
的、はずしてる気がする…とか。


だからといって、気を遣いすぎるのはどうかと思うけど、
なんかそんな、小さなことをふと気にしたりすることがある。


ま、きっと、そんな小細工なしに、好きでいてくれるんだろうけど(多分…)。



で、この物語の中には、
いかにも!といった、おとうさんとハッピーの熱いエピソードがあるわけでなく、
おとうさんの心情が、いちいち書かれていないだけに、
読む人それぞれ、違った感情を抱かせるのかなー。


でも、この状況で、何の迷いもなく、
当たり前のようにハッピーを連れていったり、

急病になったハッピーを、なけなしのお金をはたいて、
持っていた金目の物をすべて売り払って、
病院に駆け込む、といった話があったり…。


おとうさんが、
「お前のためなら、死んでもいいぞ!!」と
叫ぶようなことはないけど、
この中に、ハッピーに対する思いが垣間見えたりするのだ。


そんなおとうさんと、
とにかくおとうさんが大好きな様子のハッピーを読んで、
そして感じなさい、と。



作者のあとがきのなかに、
「二人は絶対に幸せだったと思う」
とある。



これについては、いろんなことを思ったけど、
書ききれないので簡潔に…。


ハッピーが、死ぬまで「おとうさん」が大好きだったのなら、
とても切ないけど、これは幸せなのかなー…、
犬ってすごいなー
と思った。



だからきっと、かわいいんだろうなぁ。



それぞれ、別の感覚でいろいろ考えさせられる本だと思います。
機会があれば、一度読んでみてください。




blog_110202jun.jpg
いちごボーイ、純。


にほんブログ村 犬ブログ ラブラドールへ
にほんブログ村
にほんブログ村 犬ブログ 犬 お出かけ・お散歩へ
にほんブログ村
にほんブログ村 犬ブログへ
にほんブログ村





関連記事
スポンサーサイト

コメント

真面目に読んで、真面目に考えて…オチは純王子の「いちご」
かいv-380
笑わせてもらったわv-426

切ないわぁ~‥

私は読んだことが有りませんが 粗筋を伺ってるだけで
チョッと胸が苦しくなりそうです‥

『アンジュール』と言う絵本をご存知でしょうか?
昨年、知人が貸してくださったのですがモノクロのデッサン画で綴られた
文章のない絵本です。
車から犬が捨てられ 走り去る飼い主だった車を追うところから始まります。
野や街をさ迷い歩き 一人ぽっちの子供と出会う処で終わるのですが
そのデッサン画が本当に素晴らしく それこそ絵を見るだけで物語が読める
そんな絵本でした。 
勝手だけど、ワンコ達のものは やっぱりハッピーエンドで終わって欲しい‥
ついついそんな風に思っちゃうんですよね。

いちごボーイ純君‥和めます(笑)


 

Re: タイトルなし

つぶっちょくん

あらあら。
じゃあ今度、まじめに考えた内容を。口頭でお聞かせくださいv-411

Re: 切ないわぁ~‥

わるっちまま様

その絵本、ウブが通っている病院にあって、読んだことが数回あります。
実は今日も、待ち時間に読んでました。

この本も切ないですよね~v-409

鉛筆描きなのに、そして派手に表情をつけているわけでもないのに、
犬の毛とかがだんだんボサボサになっていったり、
後ろ姿だけで、何だか辛くなりました…。

走り描きのような絵なんですけどね、素晴らしいです。

「星守る犬」も、是非読んでみてください。
私も、前評判だけ聞いて、読むのをかなりためらったんですけど
(かなり辛そうなので…)、
読んでみると、また違った印象でした。

わんこの本‥

ubujunさんの掛かりつけの病院は綺麗ですね v-410
‥って本当はそれで当たり前なんでしょうけど
我家の通う獣医院はかなり古く お世辞にも綺麗とは言いがたいですv-403
当然の様に待合室に本なんて有るわけもなく‥

身につまされそうな“わんこ本”は ついつい敬遠しちゃうんですけれど
今度 『星守る犬』 の本を見かけたら読んでみますねv-222

Re: わんこの本‥

わるっちまま様

こちらの病院は、開業されて2年くらいですので、新しいです(笑)。
他に犬の手作り食の本とかもあって、
ウブがどっかの飼い主さんにご執心のときは、
読み耽ったりしてますv-398

ちなみに、「星守る犬」
ネットで最初だけ「ちょい読み」できます。
のぞいてみてはいかがでしょうか?
非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。